1話「ドラゴンを探せ」


<あらすじ>

 とある地下駐車場で、女性がモンスター達に襲われる。そこに仮面の男(ウィングナイト)が現れ、彼女は助け出される。

 キッド・テイラー(18)は覚えのない窃盗で警察に補導されていた。学校も停学になり、父(フランク・テイラー)が失踪してから悪い事ばかり続く日々が続いている。そんな時、鏡の中から父が「ドラゴンを探せ、契約のカードを思い出せ」と告げられる。
 窃盗容疑は、父の友人の警官に擁護され、釈放される。
 父が失踪してから入っていた児童施設も、18歳年齢制限のために追い出され、誰もいない実家へと帰るはめに。(母親は幼少の頃に死亡?)
 実家に帰り、カードデッキを見つけると、ドラゴンに襲われた。街に逃げるも、不快な金属音が聞こえ、ショーウィンドウのなかにモンスターが見えるようになっていた。

 ところ変わって、グレース堂書店。マヤ・ヤングがネット記事で仮面の男の話をアップしようとしていた。
 取材に出たマヤは見えないモンスタ−(ゲルニュート)達に襲われ、近くにいたキッドが助けようとする。マヤはモンスターにミラーワールドへ引き込まれるが、黒服の男(レン)が助けて現実世界に戻る。そのままレンがモンスター達を撃退。レンは取材していたマヤのカメラを壊し、キッドにカードデッキを渡すように迫るがキッドは逃げる。
 逃げたキッドが落としたサイフをマヤが拾う。
 レンに追われ逃げるキッドは、カードデッキと蜘蛛型モンスター(ディスパイダー)により、ミラーワールドに引き込まれ、身体を黒い鎧に包まれ変身してしまう(ブランク体)。
 ブランク体でミラーワールドを逃げ回るキッドに、ウィングナイトが助けにくる。「デッキを渡さないからだ」と警告する。戦いなれたウィングナイトはディスパイダーを撃退する。が、キッドを狙うドラゴンに襲われた。


<登場人物>
 ・キッド・テイラー 18歳・学生(停学中) 名前はキド君からなんでしょうが、どうしても笑ってしまいました。性格的にはほぼ原作っぽいお笑い担当。やや不幸体質?トラブルメーカー体質?まあ主人公属性。 でも学生かよ!
 ・レン 黒ライダージャケットの詳細不明の男。 1話の印象はほぼ原作に近いイメージ。ロングコート着用ではなかっ  たけれど。友人N曰く『この人映画で見た事ある!(ター○ネー○ー)』(爆) そして名前はレンのままなんですね(笑)あ、名前は4話にて判明です。 
 ・マヤ・ヤング フリージャーナリスト志望?ネットに記事を上げている。
  原作の複合設定な感じ。レイコさん(謎の失踪事件を追うジャーナリスト)+シンジ(新米ジャーナリスト)+ユイ(ヒ   ロインポジションとして)


<日本版との違い・感想・いきなり考察など>
 記念すべき第一話。どこから突っ込めば良いものやら…とりあえず時系列に…
 1話を見ながら驚いたのは、モンスターの名前がすらすら出てくる自分…もっと有益な事を憶えた方がいいよ

 ・父の台詞の「思い出せ」が気になりました…過去に何かありましたか?と思わせる台詞ですが、伏線かな?
 ・バイクがシャドースラッシャー、ズーマーではない!!米版だから当り前か…でもズーマー…見たかったかも(笑)
 ・バイクが現実世界で変形してますよ!! サバイヴへの布石?
 ・ベランダでキッドがドラゴンに襲われるシーンは日本版そのままです(笑)米版として違和感MAX
 ・ザコキャラ、所謂ショッカー下部隊員の配役がなぜゲルニュート(原作17、18話登場)なんでしょう?ザコっぽい?単にガワが数多く現存していたとかの理由なのかしら。
 ・キッドとレンの身長さは原作準拠。拍手!!
 ・グレース堂書店がアトリですかね。オーナーがヒロインの小母ですし。
 ・一般人は現実世界に出現したモンスターは見えない。…表現の違いか微妙に原作と違うと感じるのは何だろう…
 ・現実世界で戦闘してますよ!!モンスターの現実世界滞在時間も長いですよ!!(新規アメリカ撮影シーン多し)
 ・マツダ声にて『カメンライド!』は笑うポイントかと。やや英語発音を意識しているっぽいところがまた…。
 ・変身シーンの笑うポイント→ベルト内で装着したカードデッキが回転!! 回転って!!
 ・ブランク体で剣を呼び出し、剣が空から降って来て、『すげぇ』と呟くシーンは何度みても微笑ましい。
 ・ブランク体のドラゴンナイトが、ディスパイダーに吹飛ばされ、看板を壊しながら垂直に落ちていくシーンが、日本版の左右反転になっています!!それってミラーワールドという設定ではないって事?
 ・ガワシーンで日本語看板が露出している部分は極力カットされてます。そしてどうしても映ってしまうシーンでは文字を消す処理をされてます。大変だろうなぁ。 Ex.○イタ○スーパーア○ーナ とか
  あ、処理し切れていないカットも有り(笑)
  ※これが図らずしも反転世界の雰囲気が弱めているのですが、狙ってやっているのかどうかが、分からない。今後チェックしていこうかと思っています。
 ・1話登場モンスターが、ライダー恒例の蜘蛛ではない。ゲルニュート(イモリ)に先越されちゃいましたよ。
 ・当然ながら、ダークウィングの声はアメリカ用に声変わりしていた。日本版より低音でモンスターっぽい。
 ・日本版そのままのガワシーンの動きが滑らかでないのは、デジタル技術的な問題なんでしょうか。

09.11.07

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